額縁の中で息づく、
音楽の中で色めく。
Hear breath in a frame,Look color in a melody
シンガーソングライター utaco のバースデーイベントとして始まった「うたのこどもが生まれた日。」 自分自身も小学生の頃からアトリエに通い絵を描いてきた経験から、イベント当初より音楽と絵画の2つの要素が同居するアットホームなイベントを開いてきました。
第3回目となる今回、utaco の音楽を 他の人間が別の形で表現する というテーマの下、「うたのこどもが生まれた日。vol.3 - 空と海のあいだ-」を Quantum Gallery & Studio にて開催。
展示に 画家の 小川温子(おがわあつこ)、 うらわ 、イラストレーターの pecora 、アクセサリー物販に lamppnyt(らぷにゅっと)、conを呼び、”うたうま”シリーズ初めての2日間を通して 展示・ライブが楽しめるイベントとなりました。
「自分の歌の色や世界は、他の人にどう見えているのか知りたい」 音が色として見える共感覚を持つ utaco ならではの希望が、ようやく実現。【 額縁に耳を澄ませ、音楽の中に色を見る。】うたうまvol.3に来れなかった方も Garelly に たくさんの写真が掲載されています。どうぞごゆっくりと楽しんでください。
-空と海のあいだ-
Between Blue and Blue
今回のイベントでは、初めて【 ライブペインティング 】に挑戦しました。utacoの歌う横で、曲に合わせながら絵を描いていく温子ちゃんとうらわちゃん。あのドキドキは、会場に居合わせた人しか味わえないものでしょう。目を閉じて歌っている間、刷毛がキャンバスの上を滑る音がとても心地よく、瞬く間に変わっていく絵は生き生きとして、最後には画家のひらめきによって、イベントのサブタイトルである【 空と海のあいだ 】に希望を見つけ舟の上に佇む、ひとりの女の子の絵になりました。
朝へ
For morning
展示・物販にライブと、それだけで盛りだくさんなイベントですが、もう一つ、utaco の4年ぶりとなる 2nd mini album 「朝へ For morning」の レコ発イベントでもありました。
ピアニストの 飯田 茜 さんを迎え、表題曲の 朝へ For morning は、まさに空と海のあいだを駆け抜けるような、壮大な仕上がりとなっています。レコーディングエンジニアには前作から引き続き 中村 海 さんと 佐々木 慧太 くんにお手伝いいただきました。
utaco 4年ぶりとなる 2nd mini album を リリース
また、この日より廃盤としていた1st mini album の10Hzも【世界に一枚だけのCD】というコンセプトはそのままにジャケットをリニューアルして、数量限定で再販を開始しました。
収録曲:1.朝へ(For morning) 2.さ・よ・な・らのワルツ(God is laughing) 3.アンタレス(Cor-scorpii) 4.舟(a boat)
全4曲入り ¥1,800- (税別)
アートワークスは全て 小川 温子 ちゃんに担当してもらいました。うたうまvol.3では、ジャケットの原画も展示。utacoの楽曲のカラーで描かれた幻想的な風景の灯台の灯りに誘われて、温子ちゃんの可愛い鳥さんが迷い込んだような、美しくてユニークで、素敵な作品になりました。
CDはお正月頃にamazonでも販売予定です。